BEET ヤマハRZ250用 エキスパートチャンバー


CHECK


久しく廃版になっていたビート製エキスパートチャンバーの復刻品です。
1979年の東京モーターショーに現れてバイク好きを驚かせたRZ250、レーサーをフィードバックしての一般市販車初の水冷2サイクルエンジン、そして同じくレーサー同様の足回りを備えて売り出されたのは1980年のこと、その実力を発揮する場はストリートや峠の枠にはまらず、レースの世界でもパーツが安く済むこともあってプロダクションクラスはTZの陰を薄めてしまうほどの存在となったものでした。
果たして軽いキックレバーを踏みこんで些か牧歌的な響きも感じる音を奏でて始動、それまでの2サイクル車では難しかった2000~3000回転ほどでの発進、走行も可能なトルク、とはいえ真骨頂は65000回転を超えてからのパワーバンドに入ってからで、そこからはヤマハ車らしく、ライダーがしっかりと下半身でホールドして、コーナーではリズムを崩しさえしなければ、後はマシンがハンドルを切り、軽快なコーナリングを楽しませてくれる…
この品は、排気効率がエンジン回転に応じて適正化されるチャンバー構造で、ノーマルでは程々の低速トルクをまったりさせ、とりわけ高回転への抜けが良さを持ちながらもパワーバンド内での扱いやすさを実現したものです。
素材構成は、マフラー部は鉄、サイレサー部はアルミ。
サイレンサー部のサイズは直系65×長さ260mm。
重さは6.5㎏になります。
レース用となり、車検適合品ではありませんのでご留意を。